第39回 日本眼光学学会
第18回 眼科ME学会

  • 日時:2003年9月13日〜14日
  • 会場:大阪国際交流会館

第18第39回日本眼光学学会
第18回眼科ME学会

(2003年9月13日〜14日 大阪 ※2学会同時開催)

よりよい視機能を目指す21世紀の眼科医療において眼光学とMedical Engineeringの果たす役割はますます大きくなっている。屈折矯正に関するシンポジウムや最近話題になっている波面光学についての講演など、臨床に役立つ発表が多く行われた。

シンポジウム『屈折矯正法アップデート』

本シンポジウムではLASIK・LASEKをはじめ、眼内レンズやコンタクトレンズを含む屈折矯正法全般に関しての、現況や今後の展開についての報告がなされた。当院医師はその中で、屈折矯正手術の新しい展開となるであろうLASEKについての発表を行った。

『LASEKの現状』

北澤世志博

屈折矯正手術の中心はLASIKであるが、そのオプションとしてLASEK(Laser Epitherial Keratomileusis)が注目されている。当院では角膜が薄いといった理由でLASIKが不適応となった症例を中心にLASEKを行い、症例を重ねてきた。今回我々はその多数の症例をもとに、LASEKの現状での適応選択、術式とマスター方法、今後の改善点などについて、ビデオとともに発表した。

LASEKは、アルコールを使用して角膜上皮のみのフラップを作成することが特徴である。フラップを薄く作成し表層のみで施術を行うため、もともとの角膜厚が少ない場合でも手術が適応となる。また、術後角膜上皮の再生にともないフラップが消失するため、激しい格闘技をする人など、LASIKでは適応外となる人にも施術が可能である。その他にもLASIKと同等の矯正効果が得られる、最強度近視でも良好な効果が得られるなど、多くの利点がある。

LASEKでの問題点として、フラップ作成に慣れが必要となるため術式の習得に時間がかかる、LASIKに比べ視力回復に時間がかかる、といったことがあげられる。また、若年者で矯正量の多い症例や強度乱視の症例に、角膜上皮下混濁の発生が見られることがあるが、ステロイド剤の使用で軽減が可能である。

現在のところLASEKは、迅速な視力回復、角膜上皮下混濁の軽減など、改善の余地が残されている。レーザーの照射パターンの調整とともに、アルコールの影響を減らし上皮再生が迅速に進むようにすることで、LASIKが難しい症例の多くに適応できると考えられた。

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