第34回 角膜カンファランス
第26回 日本角膜移植学会

  • 日時:2010年2月11日〜13日
  • 会場:仙台国際センター

仙台にて国内の角膜のスペシャリストが集まる角膜カンファランス・日本角膜移植学会が開催され角膜再生治療、角膜移植、角膜矯正、ドライアイなどについて活発な議論が行われた。当院からは安田、村田の2名の医師がLASIK後の合併症とそれに対する治療法について発表を行った。

ポスター展示 10 屈折矯正

安田明弘、今野公士、山田英明、土信田久美子、北澤世志博
「LASIK後の再発性角膜びらんに対する、角膜上皮剥離術の治療効果」

LASIK後の合併症のひとつに再発性角膜びらんという、角膜上皮がめくれ、寛解、憎悪を繰り返すことがある。再発性角膜びらんは、なり易い人に傾向があり、今回の発表ではどのような人がなり易いかを統計的に検証しその対処法について話した。
今回の研究により、比較的高齢、40歳以上の男性で、且つコンタクトレンズを常用していない人がなり易いことが分かった。特に角膜上皮びらんを生じた人のうち、75.5%がコンタクトレンズ非装用者であり、このような人に対してLASIKをする場合には特別な注意が必要であった。LASIK術後の再発性角膜びらんに対しては、保存的治療では再発を繰り返したり、上皮不整を生じるため、根本的治療としての上皮剥離術が有効であることを報告した。

ポスター展示 10 屈折矯正

村野奈緒、安田明弘、今野公士、陳光明、三田真理子、武島俊介、北澤世志博
「LASIK後のkeratectasiaに角膜内リングを挿入した3症例」

LASIK後のkeratectasiaに対してはハードコンタクトレンズ、角膜移植、クロスリンキング、角膜内リングがある。ハードコンタクトレンズは軽度なkeratectasiaに対して使用され良好な視力が得られるが、装用感が必ずしも良くない。重度なkeratectasiaには角膜移植を行うが、国内ドナー数が少なく、また術後乱視や拒絶反応などの可能性があるため施設に限りがある。角膜内リングは角膜の中に埋め込むタイプの医療器具で、装用感もなく、角膜移植のような重大な合併症が少ない。また角膜内リングを取り出すことで手術前の状態に戻すことができ安全な手術といえる。角膜内リングはkeratectasiaで突出した角膜を平坦化させ、屈折以上を改善させるが、LASIK後のkeratectasia患者は裸眼視力の改善の希望が強いため、屈折異常を改善できる角膜内リングは本症例に対して有効である。またクロスリンキングとの併用も近年学会で多く発表され、有効な手段といえる。

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