第35回 日本眼科手術学会総会

  • 日時:2012年1月27日〜29日
  • 会場:名古屋国際会議場

第35回 日本眼科手術学会総会

第35回日本眼科手術学会総会が名古屋にて開催され、当院からはチーフメディカルディレクターである北澤医師、メディカルディレクターである安田医師が屈折矯正及び眼内レンズの最前線について発表を行い活発な議論を交わした。本学会では乱視矯正手術におけるフェムトセカンドレーザーの応用や3D映像技術を用いた手術ビデオの放映など、最新技術を駆使した眼科の新しい試みと展望が示された。

一般講演
『多焦点眼内レンズ手術における乱視矯正の必要性』
北澤世志博

角膜乱視の強い白内障眼に対し、乱視付き(トーリック)または乱視なし多焦点眼内レンズを挿入した術後成績の比較検討を発表した。対象は角膜乱視2.0D以上の症例、使用された多焦点眼内レンズは乱視付きがAT LISA® toric 909M (旧Acri.LISA®466TD)、乱視なしはReSTOR®及びTECNIS®Multifocalである。

術後3~6ヶ月でLASIKを追加した(タッチアップ)割合は乱視付きレンズ使用症例が8.3%、乱視なしレンズ使用症例が34.6%。またAT LISA®の乱視矯正効果は術前-2.98Dから術後6ヶ月で-0.60Dと良好であり、角膜乱視の強い白内障眼に対し乱視付き多焦点眼内レンズが有効であることを示した。

学術展示
『後房型有水晶体眼内レンズ挿入術において、良好な裸眼視力を獲得するための屈折要因』
安田明弘

ICL(フェイキックIOL後房型)術後に裸眼視力1.5以上を獲得する為の屈折要因を検討、またICLの有用性について示した。屈折矯正手術後の視力評価の多くは遠方裸眼視力1.0以上の割合で表されるが、実際は1.0でも術前の矯正視力(コンタクトや眼鏡等)に比べ自覚的な満足度が高くないケースもある為、満足度の比較的高い術後視力1.5について検討した。

乱視付き(トーリック)、乱視なしICLの両症例において、術後裸眼視力1.5以上を獲得する為には術後乱視を-0.5D未満にすることが鍵となり得る事が示された。また術前円柱度数-1.0D迄は強主経線切開で乱視なしレンズを、-1.25D以上では耳側切開から乱視付きレンズを挿入することが有用であると考えられた。


もっと詳しく知りたい、じっくり検討したい方は、お電話、Eメールでお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 0120-049-035
平日:9:30?20:00 土日祝:9:30?19:00
※適応検査 / 説明会は、無料です。
  • 適応検査予約
  • 説明会予約
  • このエントリーをはてなブックマークに追加