第37回日本眼科手術学会学術総会

  • 日時:2014年1月17日~19日
  • 会場:国立京都国際会館

第37回日本眼科手術学会学術総会

第37回日本眼科手術学会学術総会

京都で開催された第37回日本眼科手術学会学術総会にて、メディカルディレクターの北澤医師が白内障手術時における乱視矯正、安田医師が老視治療の角膜内インレーに関する発表を行った。

眼科手術に関連した基礎的、臨床的研究の発展、知識の普及という目的から、72の教育セミナー、36のシンポジウム、32のインストラクションコースで構成され、3日間で7,000名近くが参加し盛会のうちに終了した。

一般口演
「多焦点眼内レンズ白内障手術時の乱視矯正」
北澤世志博、安田明弘、高橋洋子、土信田久美子、Steve Schallhorn

多焦点眼内レンズによる白内障手術時のフェムトセカンドレーザー角膜実質内乱視矯正切開術(ISAK)とトーリック眼内レンズ(T-IOL)の成績を比較。

角膜乱視1.0D以上の白内障症例でISAK群149例210眼、T-IOL群83例114眼が対象。ISAK群ではFSレーザーで強主経線上に弧状角膜実質内切開を施行し、T-IOL群ではAT-LISA toric 909Mを挿入した。術後1週間、1ヶ月、3ヶ月の自覚的円柱・等価球面度数、遠方・近方裸眼視力、乱視矯正効果を比較検討した。

多焦点眼内レンズによる白内障手術では、乱視矯正が重要であるが、3D程度までの角膜乱視例ではFSレーザーによるISAKもトーリックIOLと同等の良好な効果が得られる。しかし、それ以上の角膜乱視症例ではトーリックIOLの使用が望ましい。角膜乱視3.0D以上のISAKではノモグラムの再考を検討すべきである。

一般口演
屈折型角膜インレー(Flexivue Microlens®)での老視治療初期成績
安田明弘、北澤世志博、Steve Schallhorn

Flexivue Microlens®を非優位眼の角膜実質内に挿入する、角膜インレーによる老視治療の臨床試験初期成績を報告。本研究は米国第三者倫理審査委員会および院内倫理委員会の承認と患者同意の元に行われた。

正視眼29例29眼(45~59歳)の非優位眼にFlexivue Microlens®を挿入し、術後3ヶ月までの近方裸眼視力(30cm)、遠方裸眼視力、等価球面度数、合併症、満足度アンケートを評価した。

正視眼への屈折型角膜インレーは、両眼遠方裸眼視力を維持したまま近方裸眼視力を向上させ自覚的満足も得られた。 見え方の慣れには脳順応が関与すると考えられ、その順応期間や長期的安全性と有効性の確認が必要だが、老視矯正手術の有用な選択肢になる可能性が示唆された。

もっと詳しく知りたい、じっくり検討したい方は、お電話、Eメールでお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 0120-049-035
平日:9:30?20:00 土日祝:9:30?19:00
※適応検査 / 説明会は、無料です。
  • 適応検査予約
  • 説明会予約
  • このエントリーをはてなブックマークに追加