ReLEx smile

[読み] りれっくす すまいる  [英] ReLEx smile

フェムトセカンドレーザーを用いて角膜の内側をレンズ状にカットし、角膜片(レンチクル)を作成し、レンチクルを最小2mm程度の傷口から摘出することで、角膜形状を変化させる手術。

視力の立ち上がりがとにかく遅く、時として矯正視力が落ちること、そして何よりZeiss社のVisu Maxという機器でしかできないことが普及しない原因となっている。

the Ophthalmologist に掲載された論文(*)によれば、「ReLEx smileに関しては大きなラーニングカーブが必要となること、良い成績を残すために手技をマスターするのは難しいこと、レーシックに比べて回復や日常生活への復帰が遅くなること、不完全なレンチクル(角膜片)の除去に伴う新しい合併症リスクも挙げられている。メリットとしては生体力学上の利点がレーシックよりあるのではという点ですが、現時点で生物力学上の利点の計測方法すらわかっていません。ウェーブフロントガイドに比べると、ReLEx smileは長期の視力、屈折の成果を出しておらず、回復も遅い。レーシックの方が、高度数に関してもより良いコントロールが可能です」。

また、ReLEx smileは2017年11月現在、厚生労働省認可されておらず、SMILEに使用されるVISUMAXの承認内容は次の通り。

使用目的:イントラレースからAI(Arcuate Incision=角膜弧状切開)を抜いたものと同一

1. 角膜屈折矯正手術(LASIK)、その他角膜層状切除の必要な手術又は処置における角膜フラップ作製又は層状切除
2. 角膜移植における角膜切除・切開

形状構造欄の切開・切除パターン説明

本申請品目で利用可能な切開・切除パターンは角膜フラップ、層状切除、全層切開の3種類であり、角膜内皮移植や、本品目のみで屈折矯正術を可能とするような切開・切除、角膜リング用の切除は含まない。

つまりVISUMAXでSMILEの手技を行うことは承認されておらず、承認されている機器がないので手技そのものも未承認となっている。

* Too Soon to SMILE Despite the emergence of alternatives, femtosecond LASIK remains at the cutting edge of vision correction. Julian Stevens,Consultant Ophthalmic Surgeon, Moorfieldd Eye Hospital, London, UK.

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