ESCRS
2012年9月9日~12日 イタリア・ミラノ

ESCRS ESCRS

毎年秋にヨーロッパのどこかで開催のおなじみESCRS。今年はファッション、デザインの都といわれるイタリア北部のミラノ。学会場の建物からして流線形で素敵。

ESCRS LensAR1

展示場や発表ではフェムトセカントレーザーによる白内障手術(Femto Cataract Surgery)の演題が多く全体的に目立った気がします。認可されたのは3機種でそれぞれの特徴と弱点があり、まだ日本では流行らないのではないかと思う。

発表演題:Comparing better surgical methods for preventing re-ingrowth after microkeratomic LASIK enhancement
上皮内迷入を少なくするテクニック

ESCRS

当院で使用しているiFSというフェムトセカンドレーザーの利点は、角膜フラップの厚みを正確に予想して手術でき、しかも術後の上皮内迷入(イングロース)の発生がケラトームに比べて少ないことがあげられる。

今回は繰り返した難治のイングロース症例に対し、イントラレースでサイドカットだけすることで再再手術のリスクが低下したデータを報告した。

あまりにもマニアックですみませんが、略図のみでお許しを。

ミラノ放浪記

Duomoにドーモ ミラノといえばDOUMO、ドーモ〜
4世紀かけて建築されこの都市の
シンボル
カヌー かの有名な最後の晩餐


カヌー イタリアには0階がありますの。


学会の最終日にレオナルドダビンチ博物館にいってきた。さすが医師+建築家+画家+発明家。
尊敬尊敬大尊敬。。ルネサンス期万能の天才ともいわれる。なんとか頑張ってレオナルド・ダ・ジュンキに改名できるよう(七夕の短冊に書くか)...

目の構造レオナルドダビンチ ダビンチ先生が描いた目の模型図
鷲牛 鷲と牛(わしはうし)

番外編

レーススタートの瞬間
※再生すると、音が出ます。ご注意下さい。

実はたまたま本学会のときF1Grand Prixがモンツアで開催されました。

フェラーリにベンツに、、様々な速い車が集まって音もすんごいの。

北海道高等学校胆振西部地区養護教諭研究会
2012年9月4日 北海道・胆振西部

北海道高等学校胆振西部地区養護教諭研究会 洞爺湖

実は発表前日までこの地名が読めませんでした...
胆振西部=イブリセイブと地元からこられた札幌の患者さんに教わりました。ありがとうございました。 

学会印象記

北海道高等学校胆振西部地区養護教諭研究会

講演のテーマは、学校の先生たちが対象なので「高校生に知ってもらいたい眼の健康」ということでした。

しかし事前にいただいた保健室の先生たちの質問の半数以上はレーシックについての内容で、それだけ屈折矯正治療の勉強をしたい熱意を強く感じました。

学会番外編

いままでのように放浪(徘徊?)癖があるので、不謹慎にも発表の当日朝6時半から洞爺湖で早朝カヌーをしちゃいました。

カヌーのガイドさん 小生...ではなくガイドさんの笑顔が素敵
カヌー 小生はライフジャケットしていますが、引け腰。

初体験だから落水もありうると嚇されました。幸い透明度の高い湖に吸い込まれることなくネイチャーリングを味わいました。

熊と私 初めてくまと握手。
稀府無人 帰りはこの駅から。屋根も形もとんがりコーンだ。

第83回 航空宇宙医学会(ASMA)
2012年5月13日~18日 ジョージア州・アトランタ市

学会印象記

第83回 航空宇宙医学会(ASMA) 第83回 航空宇宙医学会(ASMA)

5月13日から18日まで、アメリカ合衆国のジョージア州・アトランタ市で第83回 航空宇宙医学会(ASMA)が開催されました。参加者の多くは各国の宇宙や航空関係の医者またはパイロットで、国際宇宙ステーション(ISS)の長期乗組員の健康状態の管理から民間機の安全運行に必要な最新知見などが発表されました。

今年でスペースシャトルが退役されたためか、総集編といった感じ。美しい地球や宙に浮くISSがスライドに登場し、ジョンソンやらケネディ宇宙センター関係者がパネリストしているのを目の当たりながらなぜ自分がここにいるのだろうと思いました。でも間違いなく航空ファンには涎がとまらない会でした。

第83回航空宇宙医学会(ASMA)

そのなかで眼科のセッションではパイロットや特殊な操縦士の立体視力、コントラスト感度が討論されていました。空中給油のオペレーターは直接肉眼で約200m先の給油口(Boom)にいれるのですね、びっくり。

向井千秋さん 向井千秋さんと。

また大尊敬している宇宙飛行士の向井千秋さんに偶然にも会いました。

スペースシャトルに2回も乗った宇宙飛行士+医師+医学博士(世の中にこんな多才な方がいますね~)。小生からみたら雲の上の偉い方なのに謙虚でとても気さくに話しかけてくれました。

レーシックと老眼の関係そしてパイロットの視力の話をしました。飛行士になりたい夢をもっている方の多くは目と歯が悪いため断念することが多いそうです。アイレーシック®はNASAやJAXAでも認可されているのでもっと多くの飛行士候補生が宇宙への希望を持ち続けてもらいたいと。

NASA Flight surgeon Luncheon Seminar

ニール・アムストロング キャプテン ニール・アムストロング キャプテン

たまたまNASAのFlight surgeonのランチョンセミナーに参加しました。偶然にもアポロ11号で初月面着陸したニール・アムストロング キャプテンがサプライズ登場して40年前の話をされました。

82歳とは思えない元気でユーモアのある楽しい講演でした。大英雄だから演壇から降りても周囲は人だかりでとても近づけられませんでした。このお爺ちゃんが月にいったのですね。。。

先人未踏というのはこういうことでしょうか、月へのタッチダウンまでの映像とともに解説してくれました。みんな40年前の動画つきスライドに釘付け。これは月面と頭頂部が集まった一枚です(合成画像ではありません)。

航空自衛隊の医官

東日本大震災でTOMODACHI作戦についてお話した航空自衛隊の医官です(この学会で一番上の階級らしい)。

とても気さくで優しい方で夜の日本人会で一緒に生ビール(sweet waterといっていました)をいっぱい飲みました。

学会番外編

コカコーラ

学会があまりにもおもしろいのでいつもより放浪しなかったのですが、ついでにアトランタ市内に本社のあるコカコーラの工場見学に。

飲み放題というコーナーがあって(そんなに飲んだら肥満になるわ)、世界各地の風土に合わせて味をつくっているそうで(インドならカレー味とか、日本ではべジータベータなども)。いまだにクラシックな味の調合内容はトップシークレッドだそうです。

角膜カンファランス2012
2012年2月23日~25日 ホテルニューオータニ東京

今年は東京のホテルニューオータニで開催されました。週末でクリニックの手術と診察が混んでいたこともあり、終日参加はできませんでしたが、当院の臨床データでわかったことを発表してきました。日本のみならず欧米のどのレーシック施設でも治療に悩む症例に対して以下の方法が有効であることを発見しました。

発表演題:表面照射後の強いヘイズ形成に対する治療方針

ぎとぎと&てかてかな二人 ぎとぎと&てかてかな二人。

3年以上と長期にわたり経過観察ができた、難治なヘイズにより視力低下した症例の治療方法について。

表面照射(エピレーシックやLASEK)の手術によって一旦視力が1.5まで回復したものの、自然経過の過程で角膜実質細胞の線維化によって見えにくくなった症例に対し、再度視力を回復させるのに有効な治療方法を発見しました。

学会印象記

全体的には角膜内皮移植と再生医療がトピックスで、今後の角膜に対する治療方法を考えさせられたいい会議でした。


1:水疱角膜症に対する点眼治療(京都府立医大 奥村直毅先生)

角膜内皮

角膜内皮はほぼ6角形の細胞による一枚のシートです。細胞にポンプ機能があるので透明な角膜を保つのに重要な役割をしています。そこで痛んだ細胞が元気になる目薬を作ったというのに驚きました。今後近視が治る点眼薬ができたら良いなと思います。

2:フェムトセカンドレーザーを用いた角膜移植

ドナーとレシピエントの角膜を移植する際に、フェムトセカンドレーザーを用いてより繊細な切開層やパターンをつくることができます。従来の移植に比べ、術後乱視の軽減や移植後の生着率の向上に役立つという報告がありました。このあたりのフェムトセカンドレーザーのソフトウエアの面でイントラレースが先行しています。



自衛官+眼科医師+研究者の後藤先生と。
おとなしい大谷猫。
(具体的にはニューオータニー在住の猫)
ニューオータニー建立時からあるウォーターサーバー。コーヒーよりこの水がお気に入り。

ESCRS winter seminar
2012年2月3日〜2月5日 チェコ・プラハ

プラハの建物 会場となったHilton Pragueの天井

2月のプラハは、本当に寒かったです。日中の空が晴れていても−9度なので、ここは冷凍庫の中かと錯覚するほどで、ぶるぶるしてしまいました。プラハの町は建築物の宝庫で、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、アールヌーボ、キュビスム様式から現代建築まで堪能してきました。

今回のESCRS winter seminarの学会場はHilton Pragueというエレガントなホテルで開催されました。(写真はホテルの天井、素敵でしょう)

この建物の中にいるだけなら凍えないのですが、なんせ放浪癖のある小生なので会議の合間に脱出しちゃいました。毎度のことですけどね。

昨年は震災があったこともあり、海外に行っている場合ではなく、気が付いたら発表しなければいけない宿題が知らず知らずに蓄積していました。今回は次の二題を発表してきました。

発表演題1:Controlling severe haze by PRK+MMC

3年以上と長期にわたり経過観察ができたり、難治なヘイズにより視力低下した症例に対する治療方法について報告しました。

一度Epi-LasikやLASEKなどの屈折矯正手術によって視力が1.5まで向上したあと、角膜実質の線維化によって見にくくなった症例を対象に独自の治療方針を樹立。この方法で再び視力を回復させることを発見しました。


発表演題2:A designed 2 in 1 Cannula

ある発想の転換で安価で安全な手術器具を製作しました。この技術を用いるとレーシックがより安全でかつ感染症の心配もなくなります。これ以上の詳細は今後のお楽しみに。



学会印象記

1:角膜クロスリンキング(CXL)について

角膜クロスリンキング(CXL)

まだまだFDA(アメリカ食品医薬品局)によってこの手術の安全性に対する認証がおりていないのに、病気ではない角膜(普通のレーシック適応の患者様)に紫外線を照射している施設が日本にあります。こんなことをして大丈夫なのでしょうか?

なぜなら、リボフラビンというビタミン点眼による角膜内皮細胞、水晶体そして眼内への毒性は未知(参考文献、2012AJO Kymiosis M.D.)。
さらに若い人の円錐角膜の進行予防ならこの治療は有効かもしれませんが、紫外線を照射することで角膜の老化(エイジング)が進行します。

学会展示にあったAvedro社のマシーンはかなり小型で簡単な構造(写真参照)、果たして安全性は。

2:角膜インレーについて

レーシックの父パリカリス博士により、Flexivue Microlensという直径3mm、厚み20ミクロンの透明な角膜インレーが発表されました。
先行している角膜インレーのKAMRAみたいに、術後のひどいドライアイや暗黒感はないと言います。そもそも角膜だけでは老眼は根治できません。現にパリカリス先生も老眼鏡かけて学会発表していました。



プラハ城その1。宮崎駿ばり?
プラハ城その2。
寒いからコスプレ。白クマじゃないよ。
またまたジャグジーでお勉強。
チェコ人の足は長いのなんの。
(鏡の迷路にて)

もっと詳しく知りたい、じっくり検討したい方は、お電話、Eメールでお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 0120-049-035
平日:9:30?20:00 土日祝:9:30?19:00
※適応検査 / 説明会は、無料です。
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