レーシックの歴史

レーシック手術のこれまでの歩み

まだまだ日本では歴史が浅い印象のあるレーシック手術ですが、実は最初に角膜を切開する視力回復手術を行ったのは日本人と言われています。だれがどのように始めて、その後どのような経緯で今日に至るのでしょうか。レーシックの歩みを見ていきましょう。

1930年代後半~1940年代後半

順天堂大学の故佐藤勉教授が、後にRK(放射状角膜切開術:角膜に放射線状に切開を入れる方法)といわれるようになる視力回復手術を、日本で初めて行いました。残念ながら手術後に合併症が多発したことからその後の進展はありませんでしたが、これが現在のレーシック手術につながっていることは間違いありません。なお、RKは今ではほとんど行われていません。

1970年代前半

旧ソ連のフィヨドロフ博士が、佐藤勉教授のRKをより安全性の高いRKに発展させて、世界へと広まりました。

1980年代前半~後半

アメリカのトロッケル博士らがPRK(角膜表層切開術:角膜に*エキシマレーザーを照射する方法)を開発して広まりました。
*混合ガスを使用することで、より正確な角膜切開が期待できるレーザー

1990年

ギリシアのパリカリス博士がレーシック(角膜の表面にフラップというフタを作り、それをめくって角膜にエキシマレーザーを照射する方法)を開発し、世界で最初のレーシック手術が行われました。

1995年

アメリカの食品医薬品局(FDA)がエキシマレーザー装置を認可し、レーシックが視力回復手術の主流として広がっていきました。

2000年

厚生省(現在の厚生労働省)がエキシマレーザー装置を認可し、日本でもレーシック手術が行われるようになりました。