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【体験談】柳津あおやま眼科クリニックでICL手術を受けてみた!強度近視はどうなった?

庄司さん 会社員 30歳男性
2020年6月頃に柳津あおやま眼科クリニックでICLを受ける。乱視あり、両眼68万円。

※この記事はあくまで体験者個人の感想です。どんな手術でもリスクはゼロではありません。施術を受ける場合はメリットとデメリットを考慮した上で、自分自身の判断で決めてください。

ICLを決意し適性検査に

私は今まで強度の近視と乱視に悩まされてきました。

柳津あおやま眼科クリニックでICLという施術を受ければ視力回復できると聞いて、思い切ってICLを受けてみることに!

調べてみるとICLはすぐに受けられるわけでなく、事前に適性検査が必要でした。

最初に柳津あおやま眼科クリニックへ適性検査を受けに来院しました。

適性検査では、よくある視力検査、眼圧検査などの他、角膜の厚さや湾曲具合を調べる検査も受けました。なじみのない機械を使用しますが、クリニックのスタッフの説明に従っていれば問題ありませんでした。

適性検査の注意点

コンタクトレンズ

注意として、角膜の素の状態を検査するため、検査日の3日前からはコンタクトの使用を控える必要がありました。

また、「散瞳検査」と呼ばれる瞳孔を開く薬に対する適性チェックがあり、目薬をさすと視界がぼやけ、ピントが合わなくなる状態が続くため、車での来院はNGでした。

検査の結果は?

説明する医師

検査がすべて終わると、院長との面談があり、私の目には問題はなく、ICLを受けられることとなりました。安心しました。

ICLは多くの人に適性があると言われますが、人によってはレーシックなど、他の手術の方が適していることもあるそうで、この辺りはクリニックとの相談になります。

またここでレンズの選択を行いました。乱視あり、なしの2択から、乱視用のレンズを選択しました。

その分費用は高いのですが、より良い視界を求めての選択としました。(後に私より乱視の弱い妻がICLを受けましたが、乱視なしのレンズの角度を調整して挿入することで、乱視を軽減するという手法を用いたようでした。)

またICL手術の当日、翌日は入浴を控える必要があるようで、シーズンに合わせて手術日を決定しました。

2カ月後に手術日を予約し、注意点やスケジュールが書かれた冊子を受け取り、この日は終了しました。

手術当日

手術の準備をする医師

いよいよ手術の当日。少し緊張しながら来院。

最初に簡単な視力検査、眼圧検査を済ませ、その後瞳孔を開く目薬、麻酔の目薬などを10分間隔にさします。

2時間ほど経ったところで、ガウンを着て手術室に通されました。

手術は以下の順に進められました。

手術前の流れ

  1. 金属の器具でまぶたを固定。まばたきができない状態になる。
  2. 消毒液を使った目の洗浄。
  3. 角膜に切り込みを入れる。
  4. 切り込みからレンズを挿入。
  5. レンズを固定するため目を圧迫。

一番辛かったこと

ホールICLレンズ

目の洗浄作業はかなりの不快感でした。

チューブのような器具から止まることなく消毒液を流し込まれるのですが、隅々まで洗浄するため、ぐりぐりと器具を押し当てられ、自分でも触ったことのない所をいじられる感覚が、痛いまではなくとも、とても不快に感じました。

しかし、これが一番の難関で、それ以降の作業についてはそれほど不快感や強い痛みを感じる所はありませんでした。

角膜に切り込みを入れる作業も、少し冷たい感じがするだけで、あっという間に終わってしまいました。

ICLレンズを入れる作業も、また冷たい感じがするだけで何の痛みもありません。薬が効いているため視界はずっとぼやけていますが、レンズが入ると、ぼやけながらも目に映るものの輪郭がはっきりし、明確に目が良くなった感覚があり、心躍る瞬間でした!

最後にICLレンズを後房と呼ばれる空間に固定するため、何度か目を圧迫されます。少し不思議な感じがするものの、やはり痛みは生じませんでした。

片方の目が終わると一連の流れがわかるため、もう片方も洗浄作業に耐えれば問題ないと、がんばることができました。

全体を通して30~40分の手術でした。

実は角膜を縫っていた!?

目

術後に知ったのですが、通常自然と閉じる切り込みが、私の場合は想定よりも閉じず、角膜を縫ったそうでした。何度か引っ張られる感じと、このときのみ少々の痛みがありました。

縫ったと聞いたときは不安でしたが、よくある事例だそうで、1週間ほどで縫った跡もわからなくなったようです。溶ける糸を使用したため抜糸もありませんでした。

その後の流れ

術後は保護用のメガネをかけ、控室で1時間ほど休憩します。

そして再度、視力測定、院長との面談を終え帰宅しました。この時点で視力は1.0に回復しており嬉しさでいっぱいでした。

術後の状態とハロ・グレア

ハロ・グレアのイメージ

術後は薬が効いているのかぼやけた感じが消えませんでしたが、翌朝目が覚めると、かなりはっきりと見えるようになっていました。

たまに照明や車のランプを見ると、ハロ・グレア(光を眩しく感じる、光の輪、筋が見える現象)を感じることがあり、良くなるか心配でしたが、日ごとに消えていき、1か月もすると全く気にならなくなりました。

車の運転についても、3日目から再開できました。

当時はハロ・グレアで見え方が回復するか不安でしたが、今ではそのような心配が懐かしく感じられるほど、無用な心配でした。

右目:施術前0.07 → 施術後1.5
左目:施術前0.08 → 施術後1.5

ちなみに手術後は翌日、1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後と検査が続きます。

1年後の視力

手術から1年ほどたった今も、視力は両目とも1.5をキープしています。乱視も測定上まったくありません。

左右とも0.1以下かつ乱視も強かった私は、ビン底メガネが手放せない生活を20年以上も続けてきました。

メガネのない生活になったことで、子どもと思い切り遊べるようになり、一人の時もスポーツや登山に出かけたりなど、アクティブな生活を楽しめるようになりました。

ICLを受けた感想まとめ

 
良かった点
快適な裸眼生活が手に入りました。

 

微妙だった点
手術後から視界がはっきりするようになるまでは不安感がありました。

人生の中でもっともよい買い物だったと思っています。

受ける前は手術の痛みや術後の見え方、高額な費用などを心配していましたが、そんなことは不要だと思えるほど、満足感の方が強かったです。

手術後は生活の質が明らかに向上し、費用についても一生分のメガネ、コンタクト代を考えれば、むしろコスパに優れていると言えると思います。

ICLを検討している方は、まずは検査だけでも受けてみてください。そこで疑問点や不安に感じることはクリニックに相談してみることをおすすめします。

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